その他の航空機

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日本海軍の保有もしくは計画していたその他の航空機のデータです. 特殊な航空機,輸送機,練習機などを入れてあります.

特殊な航空機

主に特攻専用の機体です. 本来は特別攻撃というのは体当たり攻撃のことではないのですが,次第に体当たり攻撃と同じ意味合いで使われるようになりました.

特別攻撃機・桜花

機首に爆弾を埋め込んだ特攻専用機. 飛行可能距離は短いので,一式陸攻に釣り下げられ敵艦隊の近くで切り離されることになっていた. しかし,一式陸攻から離れる前に撃墜されてしまい戦果は駆逐艦1隻撃沈のみ.

  • 速力:648 km/h
  • 主要兵装:1200 kg の爆薬を埋め込み
  • 生産数:約850機

特殊攻撃機・橘花

日本がドイツからの技術を元に開発したジェット機. しかし,特攻機として開発されたことは当時の日本海軍の思想をあらわしている.

  • 速力:696 km/h
  • 主要兵装:800 kg 爆弾×1
  • 生産数:試作1機

特殊攻撃機・梅花

ドイツのV1の技術を元に計画されたパルスジェット機. 特攻専用機として計画された.

特殊攻撃機・晴嵐

パナマ運河破壊を目的とする潜水艦伊400型に搭載する攻撃機として開発されたが,ウルシー泊地を攻撃に向かう途中終戦となった. 練習用に陸上機とした南山もある.

  • 速力:474 km/h
  • 主要兵装:800 kg 魚雷または爆弾×1,13mm機銃1丁
  • 生産数:28機(南山を含む)

輸送機

輸送機の開発には力を入れておらず,陸軍も海軍も基本的には同一の機種を使用していました.

零式輸送機

ダグラス社のDC-3をライセンス生産したもの. 日本海軍が生産した唯一の輸送機である.

  • 速力:393 km/h
  • 主要兵装:7.7mm機銃1丁,13mm機銃3丁
  • 生産数:486機

練習機

練習用の航空機です. 機上作業練習機とは,パイロットではなく爆撃手や偵察員などの訓練に使われた機体です.

三式陸上初歩練習機

昭和4年に完成した練習機. 旧式化していたが太平洋戦争中も使われた.

  • 速力:162 km/h
  • 生産数:360機

九三式中間練習機

陸上機と水上機があった.「赤とんぼ」と呼ばれ親しまれた機体.

  • 速力:213 km/h
  • 主要兵装:7.7mm機銃1丁
  • 生産数:5589機

零式水上初歩練習機

旧式化していた九〇式水練の後継として開発されたが,九三式中練の水上機が出来たので必要なくなった機体. そのため生産数も少ない.

  • 速力:184 km/h
  • 生産数:15機

二式陸上中間練習機

九三式中練の後継機. しかし,このころには実戦機を訓練に使うことが多かったため生産数は少ない.

  • 速力:282 km/h
  • 主要兵装:7.7mm機銃1丁
  • 生産数:176機

二式練習飛行艇

飛行艇乗員の訓練用に作られたが必要性が薄かった. このため,哨戒,輸送などに使われた.

  • 速力:317 km/h
  • 主要兵装:500 kg 爆弾×1
  • 生産数:31機

二式陸上初歩練習機・紅葉

初等練習機として設計されるが,登場したときには九三中練が初等練習機となっていたために生産数は少なかった. ドイツのBu131ユングマンのライセンス生産.

  • 速力:182 km/h
  • 生産数:277機

練習用爆撃機・明星

九九式艦爆を木製とした機体. 練習機というよりは木製に出来るかの習作機.

  • 速力:426 km/h
  • 主要兵装:7.7mm機銃3丁
  • 生産数:7機

九〇式機上作業練習機

機上での様々な作業を実習するための機体.

  • 速力:235 km/h
  • 主要兵装:7.7mm機銃2丁
  • 生産数:620機

機上作業練習機・白菊

旧式化した九〇式機上作業練習機の後継機. 汎用性の高さから連絡機,軽輸送機,哨戒機などにも使われた. 最後は特攻にも駆り出された.

  • 速力:224 km/h
  • 主要兵装:7.7mm機銃1丁
  • 生産数:798機

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